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カキを食べるときにレモンをかけるという方も多いのではないでしょうか？

本日は、そんなレモンと牡蛎の関係を取り上げてみました。

「味」に関しては、個人差があることなので控えさせていただきます。

じゃ、ほかに何かあるの？

あるんです！大きくは３つ。

ひとつ目は、牡蠣の臭みを消して食べやすくしてくれる。

ふたつ目は、そのレモンの殺菌作用。

レモンには殺菌作用があるといわれており、牡蠣のまわりや手に着いた菌を滅菌したり殺菌してくれるのだそうです。

牡蠣を専門に取り扱うお店をはじめ、お店で提供されている場合は、基本的には問題ないとは思いますが、調理段階、そして食卓に並ぶまでに混入することもありますので、レモンによる殺菌は効果があるかもしれませんね。これはナマモノ全般にいえることです。

そして三つ目。それは、レモンにカキの栄養分を体内に吸収しやすくする効果があるとのことなのです。

レモンに含まれる成分が、カキの栄養成分、特に鉄分や亜鉛を体内に吸収しやすくするとか（キレート効果）。

普段何気なくかけていたレモンに、実は先人の知恵が詰まっていたのかもしれませんね。

ちなみに、世界的なソムリエである田崎真也さんが云うには、ワイン（特に白ワイン）にもリンゴ酸という成分が含まれており、レモンと同じような働きをするので、ワインとカキを一緒に食べるのは理にかなっているのだそうです。

2017-04-11、2010-08-11、2009-02-19、2008-09-19