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【説1】

日本を代表するソムリエ・田崎真也氏 によれば、シャブリそのものがレモンの役割を果たしているのだそうです。

シャブリはリンゴ酸を多く含んでおり、これがレモンと同じようなテイストを生み出しているのだとか。

カキはシャブリよりもグリコーゲン、乳酸、コハク酸などが多いため、本来なら合わない。

ところが、このリンゴ酸によって乳酸とコハク酸がマスキングされ、ハーモニーを生み出すのだそうです。

【説2】

シャブリに使われるブドウの肥料に牡蠣の殻を利用しているから。

牡蛎の殻のミネラルをブドウが吸い上げているため、牡蠣との相性が良くなると考えられています。

ワイン(ブドウ)の香りや味は、土壌から吸い上げられたミネラルが大きく影響するのだそうです。


【バージョン】
2010-04-10改訂
2009-08-20改訂
2009-02-01公開



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