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倍率ドン!はらたいらさんに3000点・・・ってもう知らない方も多くなっているのでしょうか・・・あしからず。

さて、本題。

三倍体と呼ばれている牡蛎があります。

このカキはなんと

1年を通して食べられるといわれている牡蠣なのです。

なんでそんなことが可能なのか・・・それは(ちょっとかわいそうに感じるかもしれないですが)牡蠣に産卵しないように処置をするのです。

三倍体カキは、広島県栽培漁業協会と広島県立水産海洋技術センターが、二倍体カキ(通常のカキ)の品種改良を行い開発した「産卵しないカキ」です。

また三倍体という名称は染色体の「三倍体」が由来で、実際に3倍早く育ったり、3倍大きくなるのではありません。

3倍説は「三倍体」という名前から、3倍になる!と販売業者がうたい文句として使い、それがあやまって一般に定着してしまった説とのこと。

いずれにしても、このカキの最大の利点は1年を通して安定して食べられること。

もともと「R」のつく月だけ食べることができるなどの諺の由来は、その月に毒をもつからという迷信ではなく、この産卵が原因なのです。

Rのつく月以外の月は、ちょうど牡蠣(マガキ系)の産卵期で、カラダ中のエネルギーと栄養分が産卵に持っていかれてしまうため、身がやせ細ってしまい、水っぽくなり、牡蠣によっては、身が透明のしぼんだビニールのように成ってしまうくらい痩せてしまうものも。

つまりは、美味しくなくなってしまうのです。

そのため、食べるなという諺が生まれたのです。

けして毒が発生するわけではないのです。

この産卵を抑えた三倍体以外にも、産卵前に収穫してしまう「ヴァージンオイスター」や、あえて産卵ぎりぎりに収穫する「子持ちカキ」などがあります。

同じ地域で取れた同じ品種の牡蠣でも、この3種類を食べ比べてみると面白いかもしれないですね!

是非実現したい企画です・・・頑張ります^^


【情報】
広島県立水産海洋技術センター
安芸の一粒会

【バージョン】
2010-07-23改訂
2010-07-20公開



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(C)日本オイスター協会