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グランオイスターマイスター☆齋藤浩明 氏プロデュース、2月18日オープンの石巻・復興かき小屋『渡波』の記事です。(GOM岡隆司 さんもサポート)

石巻復興かき小屋『渡波(わたのは)』公式サイト

産経新聞|復興アシスト 宮城・石巻で初の「カキ小屋」オープン
NHKニュース|「かき小屋」がオープン 石巻
朝日新聞|炭火焼き「カキ小屋」開業 石巻
河北新報|かき小屋渡波が営業開始
復興計画Watch|石巻で初開設 「かき小屋渡波」18日オープン

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(出典:復興かき社長☆齋藤浩明 のブログ)

 東日本大震災で被害を受けた宮城県の養殖カキの復興につなげようと、殻付きのカキを客が焼いて食べる「カキ小屋」が石巻市で18日に営業を始める。16日には地元の漁業者などを招いてプレオープンする。カキ小屋は九州北部では冬の風物詩だが・・・
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(西日本新聞|2012年2月15日)

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【情報】
・西日本新聞
【Ver.】
2012-02-15公開
【保存用】
 東日本大震災で被害を受けた宮城県の養殖カキの復興につなげようと、殻付きのカキを客が焼いて食べる「カキ小屋」が石巻市で18日に営業を始める。16日には地元の漁業者などを招いてプレオープンする。カキ小屋は九州北部では冬の風物詩だが、東北ではあまり見られず、新しい食べ方として消費を喚起する狙いだ。福岡市西区小田でカキ小屋を営む福岡市漁協唐泊(からとまり)支所が「被災地の漁業を盛り上げて」とノウハウを伝授した。
 宮城県は全国2位の生産量(2010年)を誇る養殖カキの産地だったが、津波で施設は大きな被害を受けた。一部の漁師は養殖を再開したものの出荷・販売は苦戦。生食用が主流なのに、例年以上にノロウイルスが検出された今季は、価格の安い加熱用でしか売れないものも相次いだ。検査で安全は証明されても、放射能汚染への風評被害から消費者の買い控えもある。宮城県漁協によると、今季の生産量は例年の1割程度の見通しで、それでも「売れ残りが心配」という。
 窮状を知った仙台市のカキ販売業齋藤浩昭さん(48)が、養殖が盛んな県漁協石巻湾支所に勧めたのが九州に多いカキ小屋だった。初期投資が少なくてすみ、販売価格は安定している。石巻湾支所はテント2張りを使って千平方メートルほどのカキ小屋を開くことにした。
 そもそも、唐泊で育てる種カキは毎年宮城から仕入れている。齋藤さんから相談を受けた唐泊支所長の岩城和久さん(57)は「助け合うのは当たり前だ」と協力を快諾。必要な資材を全て手配した。
 12日には、齋藤さんと石巻の漁業関係者4人が唐泊支所のカキ小屋を見学した。石巻のカキ小屋で店長を務める阿部年巳さん(35)は「バーベキュー感覚で楽しめる。石巻の新しい観光資源にできる」と実感したようだった。漁師の本田孝彦さん(36)も「元に戻るんじゃなく、次のステップに進む大切さを感じた。やる気が出てきた」と力強く語った。
=2012/02/15付 西日本新聞朝刊=