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(出典:復興かき社長☆齋藤浩明 のブログ)

そもそも「カキ小屋(かきごや)」とは、カキ生産者が各シーズンに、養殖場の横の空き地などにテントなどの簡単な施設を建て、その場で食べてもらったり、販売する直販所である。

提供方法は、網の上に殻付のまま牡蠣を置いて、炭火焼きするのが基本的なカキ小屋のスタイル。
お客さん自らが、自分で焼いて食べる。

牡蠣はもともと上下の貝柱だけで、殻を止めているので、焼くと貝柱の力がなくなり、自然と殻が開くので、水揚げ後、殻をキレイにしていればそのまま提供できるのである。

そう、この殻つきのまま提供できるというのが、今回のカキ産地復興支援における最大のポイントとなる。

「なぜ復興かき小屋が必要なのか」

津波によって、牡蠣の殻を開けたり、カキを処理する施設もすべて流されてしまった
一部復旧しているが、建設予定事態が今年(2012年)の後半という漁場も多数あるのが現状。

えっ、じゃ、殻付きのまま出荷すれば?
ところが、日本の市場は「むき身」主な市場。

そして、そこに放射能の風評被害も重なってくる。
当然、検査は頻繁に行っており、現在、放射能に関しては全く問題ない数値、という結果が出続けている。

牡蠣は1個が1日300リットル以上の海水を取り込み成長する。
そのカキの数値が大丈夫だというのは、とても大きな事実なのだが、これはカキ産業に限らず、放射能問題に関して、なにが本当なのか誰もわからないという、もっと大きな問題の中で、日本以外の世界的権威が、超客観的な調査をするなどしない限り、緩和改善されない問題だと思っている。
JOA およびROC では、現在、スウェーデンの研究所と連携して調査を行えるよう動いている)

カキは復活できた。でも売れない。これでは生産者は生きていけない。

そんな中、殻付きのまま、しかも必要最低限の設備などの投資でスタートすることができる「復興カキ小屋」は、生産者にとって、気持ち的にも大きな活路のひとつなのである。

以上が生産者サイドからみた背景なのだが、消費者サイドからみると、とにかく
「楽しく美味しく復興支援」ができる仕組みなのである。

そういった背景を知らなくたって、とにかく、
「楽しくて美味しい場所」なのだ。

いま、東京や仙台でも「復興カキ小屋」ができる用地を探しております。
もし心当たりがある方は、ご一報いただければ幸甚です。
(連絡先:復興かきリーダー齋藤浩昭 氏、もしくは日本オイスター協会 まで)

復興カキ小屋誕生の秘話や、その必要性・可能性がわかるニュース映像1
復興カキ小屋誕生の秘話や、その必要性・可能性がわかるニュース映像2
石巻復興かき小屋『渡波(わたのは)』公式サイト

産経新聞|復興アシスト 宮城・石巻で初の「カキ小屋」オープン
NHKニュース|「かき小屋」がオープン 石巻
朝日新聞|炭火焼き「カキ小屋」開業 石巻
河北新報|かき小屋渡波が営業開始
復興計画Watch|石巻で初開設 「かき小屋渡波」18日オープン

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【情報】
・グランオイスターマイスター☆齋藤浩昭
・グランオイスターマイスター☆岡隆司
・日本オイスター協会救援復興担当理事・佐藤言也
【Ver.】
2012-02-25公開