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写真:NYのオイスターバー|Mermaid Oyster Bar

自分達の子孫に美味しい牡蠣を!


本文の最後より、
"Subway oysters? Might want to have the cocktail sauce ready."
(地下鉄牡蠣?そりゃー、カクテルソースを用意しないとね・・・)

これって、褒め言葉ではないんですよ。 地下鉄牡蠣なんて…まったく美味しそうじゃないですものね。

これは皮肉で、カクテルソースで味を変えないと食べれないよね!ということなのですが、汚染された海水で育った牡蠣は味を変えても生では食べない方がいいですよ。お腹壊しますから。

この記事は、ニューヨーク産の美味しい牡蠣を食べよう!ではなく、 牡蠣の特性を生かして自然との共存・人々の生活を守ろう…という記事なんですね。

牡蠣はそんな事まで出来ちゃう凄い力があるのです。というわけで、この記事は食べられる牡蠣の話ぢゃないってことを念押し。

ただですね、牡蠣のお陰で海が綺麗になったら、そこで生産された牡蠣を食べることは夢じゃないと思うんです。

それこそ、2050年、、、いや2100年になるかもしれません。

私達がその牡蠣を食べる事は出来ないかもしれませんが、次世代に向けて、自分達の子孫に美味しい牡蠣を食べてらもらえる為に、、、

個人的に、こういった活動は必要なんだと強く確信しています。

11 写真:昔のマンハッタンの地図。海岸線にPearl street|Wikipedia 


また、興味深いのは本文中にも登場する紹介しているPearl street(パールストリート・真珠の道)と名づけられた道のこと。

パール・ストリートはマンハッタン島の東側の道りで、埋め立てによって現在の地図では2本内側の通りなっていますが、昔はこの道が海岸線にあったようです。

現在は立派な大通りとなっているパールストリート。

この道に沢山のオイスターバーの屋台があって、食べた牡蠣の殻を足元に捨ててたらそこが道となった・・・ そんな風景が、遠い昔のマンハッタンの風景が鮮やかに脳裏に甦るのは、自分の前世はここにいたんじゃないか、と思ったり、思わなかったり。。。

いつか、マンハッタン産の牡蠣が食べれる事を夢見て・・・

出典情報:
Why New York should become the city of oysters again|NewYork Post

訳・本文:ブラガンザ知子

原文ブログはコチラ▼
For the Love of Oysters
牡蠣で世界と繋がる♡目指せ!全世界の産地で牡蠣実食!!!

ver.2016-03-28