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「満月」をみていたら、ふとこんなことを思い巡らせていた

牡蠣は元々は干潟の生き物で
潮の満ち引きに左右されて生きている

そして、その干満は月の引力が大きく関係しているという

たしかに、牡蠣の産卵に月の満ち欠けが関係しているという研究結果もあるし

それはそもそもが、潮の満ち引きを月の引力が左右しているからなのだろう

大半を占める真牡蠣という品種は、海に精子と卵子を一斉に吐き出す「海中受精」を行う

そう、それが「一斉に」でないと新たな牡蠣な誕生しない

「一斉に」産卵して満月に照らされた海面が「真っ白」になるのだ

彼らはケータイもないのにどうやって連絡を取り合っているのだろうか

女性の月経も「月」に左右されるときく

生命体の根源…DNAに刻まれているのだろうか

きっと他にも「月の引力」に左右されることはたくさんあるのだろう

ある種の歪みであり、引き寄せの力であり

月は地球に引き寄せられ、その地球は太陽に引っ張られている

遠心力と引力の狭間で…潮が満ちて凪ぎ…新たな生命を紡いでいく

もともと古代の暦は「太陰暦」つまりは月の満ち欠けをベースにつくられたものだった

なにせ、一月、二月、三月、そうまさに「月」

ひと「月」月が満ち欠けるまで
1「日」太陽が昇りまた沈みゆくまで

いまでもまだ太陰暦を使ってるところもあるという

それが農業に適していなくて、いまの太陽暦が生まれた…人は食べ物なしには生きていけない

太陽暦が農業に合わせた暦なのであれば、太陰暦は人類の生命体としての鼓動に合わせた暦だということになる

きっと遺伝子とか本能とか、いろいろな面に、月の力は影響しているのだろうが

そんな目に見えないことよりも、はっきりとわかることがある

今日は「満月」だね、だとか「中秋の名月」だとか「ブルームーン」だとか

みんなで「一斉に」月を見上げる

そもそも「暦」に従わなくたっていいんだし、月だって、わざわざ見上げなくていい

でも、牡蠣も人間も、みんなで「一斉に」同じ行動をしてしまう

兎にも角にも「月」は…そういや月には兎(うさぎ)がいるらしい…

お月見をするのに「お月見団子」をと思ったら…

もう夜でね…ファミマしか開いてなくて…団子っていうと「鶏つくね団子串」しかなかった…

兎(うさぎ)って酉(とり)だよね…なんかごめんね…

「取り憑くね」

ふと「満月」を見上げただけで、こんなことを思い巡らせてしまうなんてね、ホント、なにかに取り憑かれてるかもしれない

本日もご拝読感謝🙏

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2021-10-06