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もしかしたら牡蠣としてはコレが一番うまいんちゃうやろか…養殖も革命してしまうかもしれない「牡蠣の赤ちゃん」

牡蠣のデザインは「1cmになるまで」に決まってしまうんですよね

牡蠣が一番育ちやすいカタチ…一番おいしくなるカタチ…牡蠣あけ師が開けやすいカタチ…などなど

この子たちは「シングルシード(一粒ダネ)」
要するに1個1個バラバラに育てます

牡蠣は卵から孵ると、その幼生はすぐに近くの親貝などに張り付きます

それだと大きな塊になってしまってデザインをコントロールできない

さらには「同じところで育てすぎ問題」が発生してしまう…「持続可能な養殖」ではなくなってしまいがちなんですよね

同じところでたくさん育てる問題は他にもあります

牡蠣の吐き出すギフン(プランクトンの塊)が海底に溜まって腐りヘドロになり堆積…そこのエサや酸素が無くなり「貧酸素」という状態になってしまったり

要するに海が死んでしまう

本来なら海をキレイにしてくれる牡蠣も育てすぎると良くない

でも、この子たちだと、専用のカゴや袋にいれて、個数も把握しつつ、移動も容易なんです

なので、海を碁盤の目に細分化して

エサを食べさせるエリア、
殻を育てデザインするエリア、
トレーニングするエリア、
味を調えるエリア

など、移動させながら育てることも可能になるわけです

A~Gカップ(牡蠣の規格)のサイズ分けも可能です

さてさて、そんな「赤ちゃん」の出来をチェックするのに、毎年、5月から7月ごろに「牡蠣の赤ちゃん」が大量に届いてたんですけどね

もうその必要がなくなった…
なぜなら生産者さんが、ちゃんとした赤ちゃんを育てられるようになった…もうどの子が良いのかわかるようになってしまったので

で…その「牡蠣の赤ちゃん」がやたらとうまいんですよね…もうこれが「セカウマ」ってことでいいかもしれない…

でもこの小さな牡蠣を大量に開ける…牡蠣あけ師はノイローゼに…

赤ちゃんを壊さないように牡蠣あけするのはなかなか至難の技なんです

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そして、この小さなパン1枚に10粒は乗ってる🤭


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このまま育てばオイスターバーで1個500円としても、これだけで1枚¥5000!


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キャビアみたいなもんですね

例の「生牡蠣専用パン」に海水ごと乗せて

今年はもうチェックする必要もないんですけど、なにせセカウマなんでね、もし食べたい🙋‍♀️🙋‍♂️って方おりましたらば、コソッと📩ください🤫


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本日もご拝読感謝🙏
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こちらの記事は2020年5月13日にこちらのセカウマックス倶楽部の特典のひとつ「あの牡蠣の人のオンラインラボ」にて投稿されたものです。海護(アマモ)る活動に繋がればとほぼ毎日リアルタイムでその実験や研究の成果を投稿しております


2021-08-18