2019-01-30,2018-03-04
世界のほとんどの
牡蠣の生産者さんがね
日本のマガキ種を
育ててるという事実
それでもね
マガキ以外が人気なんだ
それはどこの国でも
日本でもね
フランスのブロンとか
アメリカのクマモトとか
日本にはないんですか?
ありますよ、どっちもね
日本は牡蠣の宝庫なのだから
クマモトなんて
そもそもが日本の種ですし
ブロン、つまりは
ヨーロッパヒラガキも
それに近いものが
牡蠣はですね、
一日に何百リットルも
海水を濾過しちゃうので
育った環境や
育て方で
同じ品種でも
まったく違うものに
なってしまうんですよ
日本にもあるのに
あんなに世界で有名なのに
なんで日本ではみかけないの?
輸入ばかりなの?
答えはカンタン
ニーズが「なかった」から
なんで過去形?
それはね、
やっとニーズがでてきたから
どんなニーズ?
小さかったり
太ってなくても
おいしければいい
というニーズ
日本の理想の牡蠣は
夏の岩牡蠣
岩牡蠣は日本にしかいない
そんな夏の岩牡蠣は
とてもとても肥ってて
さらには大きくなったものだけ
出荷してた
つまりは
大きくて太ってる
それが理想だったわけ
クマモト?
小さいんですよ、
成長しても
ブロン?
太らないんですよ
平べったいし
牡蠣の人の理想?
そうね、
やっぱり一口で
食べれることかな
特に殻付き活牡蠣はね
あのコリコリのヒダヒダと
甘い貝柱と身の部分と
それを海水そのままで
パクッとね
そのためにね
殻からなにから
すべてのパーツを
最高のカタチやサイズに
デザインする
それがセカウマ
世界一うまい牡蠣を創る
ってこと
またまだこれから
ゴールなんてない?
知ってますよ
そんなことはね
2019-01-30,2018-03-04