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相生かきまつり中止、赤穂も未定 幼生の不作影響

神戸新聞|2015/11/27 09:00

 今季、水揚げされるカキの不足が見込まれるため、兵庫県の相生市観光協会と相生商工会議所などは26日までに、来年初めに予定していた「相生かきまつり」の中止を決めた。広島から仕入れるカキの幼生の不作と値段の高騰が原因で、赤穂市の「赤穂かきまつり」も開催できるか・・≪ 続きを読む

広島のカキ、1カ月遅れで解禁 昨夏の種カキ少なく

朝日新聞|2015年11月2日17時49分

  広島県漁業協同組合連合会によると、広島では通常、夏に採った種カキ(幼生)を1~3年程度育てて収穫するが、昨夏は種カキが例年の3割程度しか採れなかったという。一定の生産量を保つため、今季は・・≪ 続きを読む


各機関も原因の究明や対策に乗り出すが・・

広島湾研究集会|2015年12月18日(金)

 広島湾では一昨年,昨年とカキの採苗が連続して不調におわり,全国一の生産量を誇る広島県の カキ養殖にとって,種苗不足という深刻な事態を引き起こした.~中略~この好不調の原因については,生まれてからホタテガイの殻に付着するまで(約 2 週間)の浮遊幼生の分散過程や,その餌料となる植物プランクトンの発生量などの観点から論じられてきた.しかし,未だ原因の特定には至っていない.そこで・・≪ 続きを読む

「純坂越産カキ」養殖成功、県内初

神戸新聞|2016/3/19 19:03

 兵庫県赤穂市坂越(さこし)のカキ業者が、兵庫県内では初めて卵から育てた“純坂越産カキ”の養殖に成功した。県内では毎年、広島などから仕入れた稚貝(ちがい)を養殖しており、不作の年はカキの収穫量を左右する。“純正品”は他県の影響を受けず、生がきに適した・・≪ 続きを読む

いったい原因は・・?様々な要因が重なっている?


▶ 酸性化する海、ナウシカの海が牡蠣を殺す

▶ 洗顔フォームや歯磨き粉が、大好きな牡蠣の数を減らしている?

▶ カキ養殖の光と影―海岸に拡がるプラスチックの「雪」

日本の種市場の8割を占めていた宮城の種を使えない?

映画|牡蠣工場

「放射能の風評とかあってお客さんが嫌がるから使えない」・・≪ 映画について読む

新しい瀬戸内法、理念転換で豊かな海へ

毎日新聞|2015年12月24日

 瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)が議員立法で改正され、今年10月に施行された。公害などで「死にひんした海」だった瀬戸内海をきれいにする目的で1973年にできた水質規制中心の法律を抜本的に見直し、「豊かな海」にするために・・≪ 続きを読む ≫


編集長コメント:

種不足は日本だけの問題ではない。アメリカでも酸性化で牡蠣の赤ちゃんが死滅したり、フランスではウィルスで同じく牡蠣の赤ちゃんが死滅してしまうなどの被害が起きている。僕自身も対策に奔走しています。

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