‪‪ oysterass

食中毒事件は2016年1月下旬に発生


ノロウイルスで4人食中毒 つくばの飲食店、カキ提供
(常陽新聞|2016年02月01日)

   つくば市東新井の飲食店「フラビオ・オイスターバーアンドダイニング」(三村大輔社長)で1月下旬に食事をした女性4人が嘔吐や下痢などの症状を訴え、つくば保健所はノロウイルスによる食中毒と断定したと県生活衛生課が1日、発表し…≪ 続きを読む

食中毒の原因は牡蠣ではなく、従業員


料理長がノロに感染したまま営業に従事していたとのこと。本人は発病せず、まったく症状がない(不顕性)であったため、来店者が食中毒になるまで気が付かなかった。

それでは仕方がないと思われるかもしれないが、実は問題があることが取材でわかった。定期的に「検便」を実施していなかったとのことである。

定期検便の合間に事件が発生してしまえば仕方がないが、それでも今回の事件は事前に防衛できた可能性は否めない。

「安全」を謳う日本オイスター協会の会長がそんなことでいいのか?


仮に従業員が原因でも(それもあってはならないが)、報道は牡蠣が悪いとされる。さらに影響力のあるオイスターマイスター、さらにそれを統べる身の者が、食中毒事件を起こすことの社会的影響は少なからずある。

ちゃんとした牡蠣の提供を促進し、牡蠣の信用信頼を上げる立場のはずが、その逆を演じてしまったわけだ。

2005年に創設され11年を迎える協会およびオイスターマイスターにおいて初の食中毒事件となる。

※銀座および東京丸の内(現在閉店)の某オイスターバーで食中毒事件があったが、それはオイスターマイスター在籍店で無くなったあとに発生とのこと。その際は使用していた牡蠣が原因。

そもそもこの協会自体が問題が多い


「安全・おいしい・たのしい」を謳うわりにはなにかと問題が多いこの日本オイスター協会。今回、食中毒事件を起こした三村氏は、その改善改革を目指して奮闘していた存続責任者という立場であった。

本人は今回の事件の責任を取り、辞任する予定とのこと。辞任時期などは明確には聞けなかった。


編集長コメント:
悪いが報道に例外はない。
なにかと問題の多い日本オイスター教会。創設した身としては心が痛いが、これを機にちゃんと解散するなどすべきではないか。懲りもせず協会を金に換えようと暗躍してる輩がまた現れたとかいう話も聞くし・・創ったオレに言わせてもらえば、金儲けのための組織ではないのよね・・もしこういった啓蒙組織が必要なのであればあらためて立ち上げればいい。その際の協力は惜しまない。

たくさんの牡蠣好きを生み、そこから多くのエキスパート育ててきた組織だけに本当に残念でならない。

※今回、事件の発生したレストラン「フラビオ」はセカウマ取扱店ではありません。


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