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Ligne Baie(ラインベイエ) 』という名前で知られる鉄道があります。

英語で言えばベイライン。日本語でいえば湾岸線ですね。

フランスでは、世界的に有名なモン・サンミッシェルのあるブルターニュの海岸に沿って走る電車のこと。

地図でいうとこのあたり▼
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で、こんな感じで走ります。▼
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このあたりは昔から牡蠣の産地として有名。

いまは数量が全体の1~2%程度に減少してしまったブロン(Belon、ヨーロッパヒラガキ)をはじめ、豊富な干潟を活用し養殖されることで有名。

干潟に広がる牡蠣棚が観光資源のひとつでもある。そういった地域だからか、毎週月曜日の以下の2つの列車で牡蠣が無料で振る舞われるそうです。

10時57分 サンマロ(Saint-Malo)発
11時52分 モンドル(Dol-de-Bretagne)発

日本でやるとしたら、三陸鉄道か兵庫の赤穂線でしょうか…フランスの列車は日本の新幹線のように在来線でもテーブルがあるものが多いから出来るということもありますが。

その点を解決するのであれば、それこそ広島行きの新幹線で振る舞われるとか、長距離バスや観光バスでもありかもしれないですね。

それよりも果たして観光誘致の起爆剤になるなど、機能しているのかどうか…実際に利用された方の声とか、現地の関係者の方の声を聞いてみたい…

現地在住で実際に地元に根付きビジネスをされている日本人の方曰く、フランス人はユーモアが大好きで、面白いことはなんでもやってしまう、たとえ安直な企画でも、訪れた方の語り草、思い出となれば、それでいい、特にビジネス的な効果を狙っているわけではない、と分析されてました。

ユーモア…思い出…語り草…いいじゃないですか!実際このインターネット時代、遠く日本でこうやって記事として取り上げられたりするわけですから。

出典情報:
ligne baie(ベイライン=海岸鉄道)、フランス国鉄
・Yuko Ikeda

Ver.2013-10-01、2012-02-10