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Photo by Yoshimi

日本の夏の風物詩、岩牡蠣。 ただ、殻ばっかりで中身が小さくてガッカリ…なんてことありませんか? 実は殻を開けなくても身入りの良し悪しを見分ける方法があるんです。

まず、 そもそも「良いイワガキ」って何?ってなりますよね。

味の感じ方は十人十色、千差万別なのでここではあくまで一般論を書きます。

マガキは「海のミルク」と云われていますが、イワガキは「海のチーズ」。そう、味が濃厚ってこと!僕も夏の岩牡蛎はそうだな、って思います。

◎良いイワガキとは

1|栄養豊富でキレイな海域=安全安心な海域で育ち
2|殻に対して身入りがいい=殻に身が詰まっていて
3|貝柱が太く
4|クリーミー=グリコーゲン豊富で
5|味が濃厚

さてさて、味は食べてみないとわからないとして、皆さんが気になるのは 「身入り=殻に身がしっかりと詰まっているか否か」ですよね。

「殻はとても立派」なのに、いざ殻を開けてみたら… 殻ばっかり分厚くて身が小さくてガッカリ…この残念感をカキ好きの方は一度は味わったことがあるのではないでしょうか?

基本的に、イワガキは殻をつくる才能にあふれた品種なのです。だから、彼らは極寒で劣悪な環境でも生きていけるのです。なので彼らはなにも悪くありません。

…では話が終わってしまうので、 殻のカタチを視るだけでだいたいの「身入り」を判断することができる方法をお伝えしちゃいます。

前置きはこれくらいにして、ズバリ。

同じ大きいイワガキでも「カップが深い=タテに厚い」ものよりも 「ホタテのように放射状に平べったく丸く広がっている」ものの方が身入りが良い

図にするとこんな感じです。



マガキはカップが深ければ深いほど、元気で身入りがといわれています。

イワガキはその逆で、殻を創る力が強いので、タテに厚くなればなるほど、それはすべて殻になってしまう可能性の方が高いというわけなのです。

そういう性質を持つイワガキも、放射状に大きくなっていく場合、その隙間に身が育っていくことができるので、結果として身入りが良くなることになります。

養殖のイワガキの場合、このあたりのイワガキの特性を理解し、ちゃんと放射状に成長できるような育て方をされている生産者の方 も増えてきています。そのため、身入りが安定しているのです。

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Ver.2015-08-26,2012-05-12