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カキの殻は、そのほとんどが炭酸カルシウムでできてます。

化学式は「CaCO3」。

つまり、海中のカルシウムと二酸化炭素からできているのです。カキはその殻をつくるために、大量の二酸化炭素を固形化しているわけです。

その分の海中の二酸化炭素が減り、海は大気中の二酸化炭素を吸収します。結果として大気中の二酸化炭素が減り温暖化防止に繋がるというわけです。

さらにカキは海の掃除屋とも呼ばれ、大量の海水を濾過しキレイにするチカラも持っており、【環境改善装置】として、ニューヨークをはじめ、東京など世界の至る所で活躍しております。

関連記事:
ナウシカの海が牡蠣を殺す。

出典情報:
・気象庁|海洋酸性化の知識
http://www.data.kishou.go.jp/db/mar_env/knowledge/oa/acidification.html
・地球環境センター|海洋酸性化の影響
http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/6/6-1/qa_6-1-j.html
・Santa Barbara Independent |Ocean Acidification Eats Oysters
http://www.independent.com/news/2013/mar/13/ocean-acidification-eats-oysters
・NHKオンライン|広がる海洋酸性化の脅威
http://www.nhk.or.jp/worldwave/marugoto/2012/12/1207.html
・AFP BB NEWS|海の酸性化で「海の蝶」の殻が溶解、南極海調査
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2913328/9901115
・東京大学海洋アライアンス|大気中の二酸化炭素と海洋酸性化-現代と過去の比較より-
http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/rashimban/mamoru/001/post-40.php
・National Geographic|シリーズ 70億人の地球 酸性化する海
http://nationalgeographic.jp/nng/magazine/1104/feature02/01.shtml


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