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牡蠣をとるUFOキャッチャー…

ではないです・笑。

干潮時などに地上に露出した大きなサイズの牡蠣を取る水鳥のことです。

和名はミヤコドリ。

ヨーロッパやオーストラリアに多く生息し、日本には少ない鳥です。

頭は黒、くちばしは濃い橙色、目のまわりも橙色、足は淡紅色。

貝類、甲殻類、昆虫類などを食べます。

二枚貝の殻をこじあけるのが上手。

カニをくわえて地面にたたきつけて、くちばしを刺して食べることもあります。

この鳥が海上を飛来していると、その下にはカキ礁(オイスターリーフ、カキでできたサンゴ礁のような場所)があるといわれています。

飛来する理由は、そこにいるカキをたべるだけでなく、身を隠したり、えさとなるプランクトンが豊富な礁に集まってきた魚などをエサがあるからです。

カキの水質浄化作用を活かすため、最近は人工的にカキ礁が創られる活動が行われており、この鳥が飛来したということは順調にカキ礁ができているバロメーターとなっているそうです。

出典情報:
International Ornithological Congress(国際鳥類学会議)

Ver.2015-09-20、2014-06-22、2013-10-03、2012-03-11、2013-01-23、2009-07-22