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もう200年以上も前のことわざ

「R」のつかない月とは、暦の月の英語表記において、「R」が含まれない月のこと。

具体的には、5月=May、6月=June、7月=July、8月=August 。

欧米では「Rの付かない月(5~8月)には牡蠣を食べるな」ということわざまであり、日本でも「花見を過ぎたら牡蠣を食うな」と言われております。

でも、ひとつ忘れないうちにいっておくと「もう200年以上も前のフランスで生まれた諺」であるということ。

さて、では、なぜ牡蠣は「Rが付かない月」はたべないほうがいいといわれるのか。

それは、(北半球では)産卵して身が細り美味しくなくなるからです。

水温が上がり牡蠣が雄と雌に分かれて繁殖(産卵)の準備をするのがこの時期。

牡蠣自体に毒はない

生殖器の発達に合わせて毒が出来る・・・といわれたりもしてますが、それも間違い。実際には牡蠣自体には 毒はありません。

前述のごとく、産卵に向け卵を持った状態が異様に感じたり、産卵してしまうことで牡蠣の身が細り、水っぽくなってしまう(水牡蠣)ため「美味しくなくなる」という意味なのです。

最近は輸送技術も発達し世界の裏側からでもカキが届きます。つまりは季節が反対の南半球の牡蠣もある。

養殖技術も日々進化していて、1年中食べられる三倍体という品種も登場。

それに海水温が上がらなければ産卵しないので、海水温が低い地域、日本だと北海道あたりの牡蠣は通年出荷されてたりもします。

そして、海に囲まれた日本には岩牡蠣という夏の贈物もある。岩牡蠣についてはさらにこの件について詳しくかいたコチラの記事「牡蠣の旬はいつ?」をどうぞ。

というわけでは、

「R」のつかない月にも美味しい牡蠣がある。

もしくは
「アールつかなくてもオールOK!」

ということでお願いいたします。

関連情報:
牡蠣の旬はいつ?

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