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カキは新月に、より大きく殻を開く。正確な理由は謎だ
(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)


月のリズムを体に宿す奇妙な海洋生物たち
上弦と下弦の月の違いを知るカキ、日時計と月時計をもつハマトビムシほか

 カキ(Crassostrea gigas)も、月のリズムに合わせて殻を開けて捕食したり産卵したりすることが、新たな研究で示された。1月9日付けで学術誌「Biology Letters」に発表された論文によると、カキの殻の開き具合は、新月には明らかに大きく、満月には小さくなることがわかった。しかも、上弦の月と下弦の月で・・・
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オイスターマイスターでもあり味香り戦略研究所主任研究員でもある髙橋貴洋博士によれば
へえー。ならば新月あたりの牡蠣はグリーン香が増えたり、葉酸類とかも増えるかな?はたまた消化して身になるのはフルムーンで、そこで身が充実となれば産卵しやすく、さらにいろんな生物の産卵期だから、自分の子孫の生存確率も上がるし良いかもね。いつの月齢が産卵しやすいかは生産者さんよろしくおねがいします。。それにしても新月牡蠣とか月齢でみる牡蠣の味は新しいよね。女神転生感。#オレサマオマエマルカジリ

編集長コメント:
ずっとオスなのに、産卵期になると突然メスになる個体がいたり、いっせいのせ!で同時に卵と精子を吐き出したり(タイミング合わないと当たり前だが受精しない)日本の真牡蠣がなぜだかやたらと強かったり、牡蠣はまだまだ謎ばかりだ

出典情報:
月のリズムを体に宿す奇妙な海洋生物たち|NATIONAL GEOGRAPHIC

2019-04-23 カキ  カキ(Crassostrea gigas)も、月のリズムに合わせて殻を開けて捕食したり産卵したりすることが、新たな研究で示された。1月9日付けで学術誌「Biology Letters」に発表された論文によると、カキの殻の開き具合は、新月には明らかに大きく、満月には小さくなることがわかった。しかも、上弦の月と下弦の月で異なり、後者の方がかなり(20%近く)大きく殻を開けていた。つまり、カキは単に明るさではなく、月の満ち欠けの周期に合わせて行動しているわけだ。(参考記事:「雄鶏はどうやって朝を知るか?」)  カキが月の満ち欠けに合わせて行動する理由は不明だが、月が欠けゆくときや新月の方が、植物プランクトンをはじめとする食物が増えるためではないか、と研究のリーダーを務めたフランス、ボルドー大学の研究者ダミアン・トラン氏は言う。  月齢は、潮の満ち引き、ひいては潮流に影響を与える。これが食物の入手のしやすさに影響を及ぼす可能性があると、英ウェールズにあるアベリストウィス大学の海洋生物学者デイビッド・ウィルコクソン氏は説明する。満月と新月には、月と地球と太陽が一直線に並び、海水を引く力が強くなるため、潮の干満差が大きくなる。一方、半月には、月と地球と太陽が直角であり、潮の干満差は小さくなる。なおウィルコクソン氏は、今回の研究には関わっていない。  カキの殻の開閉リズムは、繁殖と関係している可能性もある。月は、潮汐や海流に影響を与える。このため、特定の月齢や1年のうちの決まった時期に繁殖する海洋生物は多い。  例えば、カキやサンゴなど、海洋動物の多くは「一斉産卵」を行う。きっちりタイミングを合わせて精子と卵子を同時に放出し、ある種爆発的な狂宴を繰り広げる。